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買取コラム

よくある厨房機器の耐用年数

2020.03.19

厨房機器

買取コラム

厨房機器は何年使えるのか、実際のところ厨房機器を買おうと考えているお客様が一番気にしているのはそこではないでしょうか。

とはいえ、厳密に何年とはなかなか出しにくいものです。なぜなら使用環境や使用頻度によって大幅に違いが出てくるからです。

しかし『それでも気になる』というのが本心でしょうし、ちょっとした説明を加えつつ大まかに出してみました。

■冷凍冷蔵庫

飲食店をやる上で、ほぼ不可欠なのが食材を保存する冷蔵設備。
冷凍庫と冷蔵庫が一体となっているのが冷凍冷蔵庫です。
一般家庭用の2ドア以上の冷蔵庫がまさに冷凍冷蔵庫ですが、
家庭用はサイズが小さいため、業務用としては不足するでしょう。
業務用の冷凍冷蔵庫は大きさがさまざまですが、家庭用のものとは違います。
縦型のもので大きなものだと横幅が1800mmほどあるものも。
厨房の大きさや業務形態によって大きさを選ぶことが可能です。
業務用冷凍冷蔵庫で人気のメーカーがホシザキです。
ホシザキの冷凍冷蔵庫には以下のようなタイプがあります。

・1冷凍室1冷蔵室
・1冷凍室3冷蔵室
・2冷凍室2冷蔵室
・1冷凍室2冷蔵室1チルド室(3温度タイプ)
・2冷凍室4冷蔵室
・1冷凍室5冷蔵室
・4冷凍室2冷蔵室

メーカーによってタイプは若干異なりますが、利用勝手の良いものを選ぶのがおすすめです。
そんな冷凍冷蔵庫の耐用年数は、一般的な飲食店で使用する場合6年となっています。
ただ、耐用年数は決して寿命ではありませんし、6年で故障すると決まっているわけではありません。
ここでの耐用年数とは耐久性ではなく、税法上での価値を継続することのできる年数です。
後は買い替えのタイミングといっても良いでしょう。
故障してから買い替えるのではなく、耐用年数を目安に買い替えを検討するのがおすすめです。
故障してしまうと途端に資産価値が無くなってしまいますからね。

■製氷機

飲食店に欠かせない厨房機器の代表格の一つが製氷機です。
製氷機によって氷の形や製氷能力に違いがあるため、
毎日どれだけの氷を使用するのか、どのタイプの氷が必要なのかを考えて選ぶ必要があります。
氷にはキューブタイプ、フレークタイプ、チップタイプなどがあり、
一般的に使用されているのがキューブタイプです。
製氷機を選ぶ基準は「客席数×1.5倍」のタイプが好ましいといわれています。
例えば50席だとすると「50席×1.5」で75kgタイプとなるわけです。
ドリンク類が充実している飲食店の場合は、それよりもワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめです。
製氷機の主なメーカーが以下になります。

・ホシザキ
・福島工業
・パナソニック
・北沢産業
など

製氷機には以下のような製氷方式があります。

1.セル方式

最も美しい氷を作れるのがセル方式の製氷機です。
不純物を100%に近いほどカットしてくれるので飲み物を中心に提供するカフェなどにおすすめです。

2.オーガー方式

大量に氷が必要な飲食店に向いているのがオーガー方式の製氷機です。
連続製氷を可能にしているため、大量の氷を使用する飲食店であっても安心です。
メーカーや製氷方式により異なりますが、製氷機の耐用年数は6年~8年となっています。

■ガステーブル

業務用ガステーブルは大きく分けて外管式と内管式があります。
管が外についており、比較的安価な価格で購入できるのが外管式のガステーブル、
家庭用のコンロのように着火が圧電点火方式なのが内管式のガステーブルです。
弱火にすることは可能ですが、火力の微調整ができないのが難点です。

ガステーブルを含めたガス機器の耐用年数は6年とされていますが、
ガステーブルにもさまざまなメーカーがあります。
リンナイ、マルゼン、タニコー、パロマなどあり、メーカーによってタイプやサイズが違ってきます。
厨房の大きさや提供する料理に合ったガステーブルを選ぶようにしましょう。

■食器洗浄機

食器洗浄機が必要な飲食店も多いと思います。
特に客席の多い店舗では、食器を洗うのに洗浄機が活躍するでしょう。
食器洗浄機には以下のようなタイプがあります。

1.アンダーカウンタータイプ


最も小型なタイプがアンダーカウンタータイプの食器洗浄機です。
カウンターの下にも設置できるため、この名前が付けられました。
小型なためあまり広くない厨房に向いています。
多くのタイプに天板に水切りが付いています。

2.小型ドアタイプ


中規模の厨房に向いているのが小型ドアタイプの食器洗浄機です。
ドアの開口方向を選べるので設置場所に合わせて選択可能です。

3.ドアタイプ


強力パワーの洗浄力が人気なのがドアタイプの食器洗浄機です。
洗浄能力が強いため、
油を多く使用する料理を提供する飲食店や、汚れが落ちにくい食材を使用する料理を提供する飲食店に選ばれています。
開口部分も大きいので、大きなお皿や食器を使用する飲食店に向いています。

4.シャッタータイプ

小規模向けの飲食店向きなのがシャッタータイプの食器洗浄機です。
本体の上部から食器を出し入れするタイプです。

5.フロントローディングタイプ

アンダーカウンタータイプを高くしたようなタイプの食器洗浄機です。
背が高くなるため、カウンターの下に収めることはできませんが、
丁度良い位置に食器を出し入れする部分がついているので作業性に優れています。

上述した5タイプに加え、メーカーにもよりますが、
食器洗浄機の耐用年数は6年ほどです。

■まとめ

厨房機器には耐用年数が定められていますが、決して寿命というわけではありません。
ただ、厨房機器の買い替えを考える目安になるものだといえるでしょう。
故障するまで使用する場合もありますが、それだと営業に支障をきたすこともあるでしょう。
耐用年数を参考に買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。
買い替えのタイミングでは厨房機器の高価買取を実現できる当店「無限堂」までお気軽にご相談ください。
いらなくなった厨房機器をそのまま廃棄するのはもったいないですし、
中古品をご購入していただくこともできます。
お持ち込みや出張買取も承りますので、一度お問い合わせくださいませ。

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