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買取コラム
厨房機器を売却するならまず知っておきたい業務用と家庭用の違い~製氷機編~
2020.06.29
厨房機器
買取コラム
業務用製氷機は高額査定商品
厨房機器の中でも人気が高いのが、実は「製氷機」なんです。
特に25kg製氷機は需要が高く、多くのお客様がお買い求めになります。
そんな製氷機にも業務用と家庭用があることをご存知でしょうか。
以前は家庭用製氷機といえば、冷凍冷蔵庫内に設置されていたものが定番でしたが、最近では単独の家庭用製氷機が販売されています。
業務用と家庭用の製氷機では一体何が違うのか、それぞれの違いなどを詳しく説明していきたいと思います。
■業務用製氷機と家庭用製氷機の異なる点とは
業務用製氷機と家庭用製氷機の大きな違いは「容量」と「製氷能力」の2つです。
飲食店では一日に大量の氷を必要とします。
そのため、製氷機に求められるのは容量と製氷スピードです。
飲食店に必要な一日分の氷の量は「席数×1.9kg」と言われていますが、業務用製氷機はそれに対応できる能力を持っています。
それに比べ家庭用製氷機は容量も製氷能力(製氷スピード)も業務用製氷機と比較すると大幅にダウンします。
一般家庭ではそれほど多くの氷を必要としません。
そのため、家庭では家庭用製氷機で十分なのですが、飲食店での使用は向いていないでしょう。
業務用製氷機には容量の小さいものから大きなものまで揃っていますが、どれも製氷能力は高いでしょう。
■業務用製氷機のメリット・デメリット
製氷機は飲食店に欠かせない厨房機器の一つに挙げられます。
特に飲み物を多く提供する飲食店には欠かせないものです。
そんな業務用製氷機のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
【業務用製氷機のメリット】
1.製氷能力が高い
業務用製氷機は製氷能力が高く、よりスピーディーに大量の氷を作れます。
一日に必要な分の氷を作るのに、製氷能力が高くなければ間に合いませんが、業務用製氷機は自動でスピーディーに大量の氷を作ってくれるのが大きなメリットです。
2.純氷に近い溶けにくく美味しい氷を作れる
現在主流の業務用製氷機はセル方式となっており、セル方式はほぼ100%不純物を除去できます。
そのため溶けにくく美味しい(透明度が高い)氷を作れます。
3.さまざまな形の氷を作れる
業務用製氷機にはさまざまな種類があり、種類によって形の違った氷を作れます。
一般的なキューブアイスをはじめ、かち割り氷として使用することの多いビッグアイス、球体アイスなど用途に合ったものを選べます。
【業務用製氷機のデメリット】
1.導入コストが高い
業務用製氷機は新品で約12万円~140万円ほどです。
中古でも10万円~50万円ほどが相場となっており、導入コストが高いことがデメリットとして挙げられます。
2.稼動音が煩わしく感じることがある
製品によっては稼動音が大きく煩わしく感じてしまうことがあるかもしれません。
3.給排水工事が必要になる
業務用製氷機は自動で氷を作ってくれるのですが、そのためには給排水工事を行う必要があります。
■家庭用製氷機のメリット・デメリット
水を入れればスイッチ一つで氷ができる家庭用製氷機は、家族の多い家庭では夏場に活躍するに違いありません。
そんな家庭用製氷機のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
【家庭用製氷機のメリット】
1.氷ができるのが早い
業務用製氷機に比べるとスピードは落ちますが、氷ができるスピードが早いのが家庭用製氷機の大きなメリットです。
突然の来客があった時や、一度のたくさんの氷が必要になった時にとても便利です。
家庭用の冷凍冷蔵庫にも製氷機能がついているのですが、スピーディーに氷を作ることはできません。
家庭用製氷機の中には10分程度で氷が完成するものもあります。
家族の急な発熱にも製氷機があればすぐに氷ができるのでとても重宝するでしょう。
2.一度にたくさんの氷ができる
家庭用製氷機は一度にたくさんの氷を作れます。
家庭用冷凍冷蔵庫の製氷機能では一度にたくさんの氷を作れません。
突然の大人数のお客様が来た時でも、製氷機があれば問題なく対応できます。
【家庭用製氷機のデメリット】
1.置く場所に困ることがある
家庭用製氷機は一般家庭のキッチンには少々大きいものです。
炊飯器ほどの大きさがあるため、場所を取ってしまいます。
さまざまなサイズがあり小さなものもあるのですが、ある程度の容量を考えるとそれなりの大きさになってしまいます。
2.出来た氷が溶けやすい
製氷機は急速に水を凍らせて氷を作るため、出来上がった氷が溶けやすいのがデメリットです。
基本的に家庭用製氷機には保冷機能がついていないので、完成した氷は冷凍庫に移さなければ溶けてしまいます。
■まとめ
業務用製氷機と家庭用製氷機では「氷を作る」という点で大きな能力の違いがあります。
家庭用はあくまで家庭向けに作られたものであり、業務用は飲食店など氷を大量に使う店舗用に作られています。
販売価格に大きな違いがあるのは、能力に大きな差があるためです。
そうなると必然的に買取価格にも大きな差が出てきます。
中古の厨房機器において一般的に流通しており人気が高いのは業務用です。
そのためある程度買取価格にも相場があります。
そういったことを踏まえて売却するようにしましょう。