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厨房機器を売却するならまず知っておきたい業務用と家庭用の違い~冷蔵庫編~

2020.05.19

厨房機器

買取コラム

厨房機器を高く売るためのコツ

必要なくなった厨房機器の売却をするなら、あらかじめ業務用と家庭用の違いを知っておいた方が良いでしょう。
飲食店を始める際に、業務用と家庭用の違いを調べた方もいらっしゃると思いますが、あらかじめきちんと知っておくことが高く売るコツになることもあります。
厨房機器にはさまざまな種類がありますが、今回は業務用冷蔵庫と家庭用冷蔵庫の違いについて説明していきたいと思います。

■業務用冷蔵庫と家庭用冷蔵庫の異なる点とは

業務用冷蔵庫と家庭用冷蔵庫の大きな違いは「容量」です。
一般的に家庭用冷蔵庫の容量は大きなものでも500~600L程度です。
大家族であってもそれだけの容量があれば十分です。
業務用冷蔵庫にはさまざまな大きさがあり、小さいものだと100Lほど、大きなものになると1,000~1,500Lまであるので、厨房の大きさやストックする食材の量に合わせて選べます。
また、業務用冷蔵庫と家庭用冷蔵庫では内部の作りに違いがあります。
家庭用冷蔵庫には扉側に内ポケットがついており、そこに卵やドリンク類、調味料を入れられます。
意外かもしれませんが、業務用冷蔵庫にはそういった内ポケットがついていません。
なぜ業務用冷蔵庫には内ポケットがついていないのか、それは飲食店では冷蔵庫の開閉回数が多いからです。
扉の開閉が多いと庫内の温度の変化により、内ポケットに入れてある食材が痛みやすくなります。
そのため、業務用冷蔵庫には内ポケットがついていないのです。
例えば、あまり主要人数の多くない飲食店の場合、家庭用冷蔵庫で済んでしまうということもあります。
個人経営の飲食店ならそれでも十分だと思います。
内ポケットは付いていれば便利なため、あえて大型の家庭用冷蔵庫を選ぶという方もいらっしゃいます。

■業務用冷蔵庫のメリット・デメリット

業務用冷蔵庫のメリットだけでなくデメリットも知っておいた方が良いでしょう。
ここでは業務用冷蔵庫のメリットとデメリットを挙げていきたいと思います。

【業務用冷蔵庫のメリット】

1.食材を大量の保管できる

業務用冷蔵庫の容量が大きいものを選ぶことで、より多くの食材を保管できます。
また、家庭用冷蔵庫では切らないと入らないサイズの大きな食材も、切らずにそのまま保管することが可能です。

2.それぞれの飲食店や厨房の大きさ・仕様に合ったものを選べる

業務用冷蔵庫にはさまざまなタイプがあります。
上面を作業台として使用することのできる「コールドテーブル」や、冷蔵庫と冷凍庫が一緒になった冷凍冷蔵庫などがあり、縦型、横型と設置場所により選べるでしょう。
また、業務用冷蔵庫には大型のものだけでなく、小型のものもあります。
ちょっとしたスペースに小型のものを選ぶこともできるため非常に便利です。

3.正確な温度管理が可能

飲食店ではたくさんの食材を冷蔵庫で保管します。
そのためより正確な温度管理が必要となります。
業務用冷蔵庫の中にはデジタル表示で庫内温度を正確に把握できるなど、正確な温度管理が可能です。

4.耐久性が高く壊れにくい

業務用冷蔵庫は一般的に耐久性が高いため壊れにくいでしょう。

【業務用冷蔵庫のデメリット】

1.運転音がうるさいと感じる場合がある

業務用冷蔵庫は家庭用冷蔵庫と比べると運転音が非常に大きくうるさく感じる場合もあるでしょう。
種類によっては冷蔵庫上部にコンプレッサーやサンデンサが乗っており、その部分は吹き抜けになっているためよりうるさいと感じてしまうかもしれません。

2.排水工事が必要

排水ホースから出る水を処理するための排水工事が必要になったり、場合によっては電気工事が必要になることもあります。

■家庭用冷蔵庫のメリット・デメリット

【家庭用冷蔵庫のメリット】

1.本体価格が安い

家庭用冷蔵庫は業務用冷蔵庫に比べると本体価格が安いのが大きなメリットです。
小規模の飲食店の場合は、コストを考えて大型の家庭用冷蔵庫を導入することもありますし、また、家庭用冷蔵庫は電気料金が安い点も魅力的です。

2.内ポケットが付いている

冷蔵庫の内ポケットがあるとなにかと便利です。
卵、飲料、調味料のほか、細々したものを収納できるので家庭には欠かせません。
業務用冷蔵庫にはこの内ポケットが付いていないので、家庭用冷蔵庫だけの特権といえるでしょう。

3.排水設備が必要ない

家庭用冷蔵庫は業務用冷蔵庫と違い、排水設備を用意する必要がありません。
構造的に霜取り用の蒸発皿があるので、水が外に漏れることがありません。

4.狭い厨房でも対応可能

家庭用冷蔵庫は一般家庭向きに作られているため、狭い厨房にも対応可能です。

【家庭用冷蔵庫のデメリット】

1.冷却能力が低い

家庭用冷蔵庫は業務用冷蔵庫に比べるとどうしても冷却能力は低いでしょう。
家庭では問題ありませんが、多くの食材を保管する必要のある飲食店にはあまり向いていません。

2.食材を大量に保管できない

家庭用冷蔵庫はあまり多くの食材を保管できません。
大型の家庭用冷蔵庫もありますが、それでも業務用冷蔵庫のようにはいきません。
また、大きな食材をそのまま保管できないのもデメリットとなるでしょう。

3.耐久性が低い

業務用冷蔵庫と比べると、家庭用冷蔵庫はどうしても耐久性が低くなります。

■まとめ

業務用冷蔵庫

縦型冷蔵庫

同じ冷蔵庫でも、業務用と家庭用では大きな違いがあるものです。
形状やサイズはもちろんのこと、食材の収容能力や冷却能力などさまざまな点に違いがあります。
こういった事情を踏まえ、飲食店では一般的に業務用冷蔵庫を選択しています。
もちろん、業務用冷蔵庫を導入するほど食材を保管しない、料理もそれほど提供しないというのであれば、家庭用冷蔵庫で十分だと思います。
どういった料理を提供するのか、またどれほどの食材の保管が必要なのかを考え選ぶようにしましょう。
厨房機器の高価買取を実現する無限堂では、様々な種類の冷蔵庫をお取り扱いしております。
新しい冷蔵庫にする場合、店舗を閉める場合など処分にお困りの時は、買取店に相談してみてはいかがでしょうか。

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