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機械工具を使う時の注意点

2019.07.27

機械工具

機械工具は大きな機械ですから、当然かなり危険も伴うものです。

そうは分かっていながら、慣れてくると気が抜けてついついぼーっと作業して・・・思わぬ事故ではっとした時はもう時すでに遅しだったり・・・。

こういうのって自動車の運転とかでもそうですよね。いつも通りやっているつもりでも、習慣化すると注意散漫になってしまう。

今回はそんな意外と見落としがちな注意点について。

■服装確認

機械工具は意外と危険性が高いものです。
機械工具使用時の怪我や事故は後を絶ちません。
実は初心者よりも経験者の方が怪我や事故が多いのをご存知でしょうか。
原因として最も多く推測されるのが、経験が長い自分が怪我をするとは思っていないということが原因です。
例えば、機械工具を使用して何かを切断する場合ですが、
誤って手を滑らせて切ってしまったり、切断したものが飛散して目に入ってしまう事故が起こってしまいます。
そんな事態にならないためにも、機械工具を使う際は服装に十分注意しなくてはなりません。

【機械工具を使う際の服装】

1.安全靴

機械工具を使う際は、足元にも注意を払わなくてはなりません。
そこで重要なのが安全靴を履くことです。
履くことによって作業が安全に行えるようになります。
安心して作業ができるので、作業効率が上がる大きなメリットに繋がります。
安全靴の先には固い鉄が入っており、足元に重たいものを落としても大きな怪我に繋がらないのです。
また、安全靴の裏は滑り防止機能が付いているので、誤って転倒するのを防いでくれます。
実は労働安全衛生規則(第558条)によって事業者、労働者共に作業環境に応じて安全靴等の着用が義務付けられています。
安全靴は、着用者のつま先を先芯によって防護し、滑り止めを備える靴と定義されており、JIS規格に合格し、JISマークが付いているものが正式に安全靴として認められているものです。
できるだけ安全性の高いJISマークのついた安全靴を選ぶようにしましょう。

2.安全メガネ

安全メガネは、機械工具での作業中の目の事故を防いでくれる大切なものです。
材料を削っていたり、切断している際に切りくずが目に飛んでくることがあります。
それを安全メガネで防止します。

3.手袋

機械工具を使用する際に必要な手袋は、手の切断や手の怪我を防いでくれるものです。重い物を持つなら軍手、オイルを扱うなら皮手袋、防刃対策の耐切創グローブ、熱に強い耐熱防炎手袋などなど・・・
手袋をすることで、作業がし難いなんて方もいらっしゃいますが、安全に作業を行うためにも、必ず手袋をするようにしましょう。

上記他にも使用する機械工具の種類によって服装に違いがあります。
ヘルメットを着用するべきものもあれば、長袖・長ズボンを必ず着用しなくてはならないものもあります。
どんな機械工具を使用するにも、備えあれば憂いなしとの言葉通り、起こりうる危険性を考えてより安全な服装で使用するようにしましょう。

■故障や不具合、気付いた時にはすぐ報告

機械工具の故障や不具合に気づいたら、すぐに報告することが大切です。
不具合に気づいていながらそのまま放置し、使用し続けてしまうと、大きな事故に繋がったり、最悪は修理不可能な状態になってしまうこともあります。
機械工具はあくまで機械です。
不具合が起こることも多々あります。
もしかしたら思いがけない不具合を起こすことも考えられます。
少しでも故障や不具合を感じたら、すぐに報告しメンテナンスを行うようにしましょう。
それが自分の身を守ることに繋がることを忘れないようにしましょう。

■複数名で使用すること

機械工具の中には危険性が高いものもあります。
どのような機械工具でも危険性はありますが、中には使用時に細心の注意を払わなければならないものもあります。
そんな機械工具を使用する際は、一人ではなく複数名で使用することをおすすめします。
一人で使用中に事故が起こってしまうと、発見が遅れてしまう可能性があります。
複数名で使用することで、細心の注意を払いながら作業することができるので安心です。
大きな事故や怪我に繋がらないためにも、機械工具を使用する際は複数名で使用することを念頭に置いておきましょう。
最近では小型の機械工具の普及により、一般家庭でも使用できるタイプのものがホームセンターなどで販売されています。
DIYが人気となっている今、今まで機械工具を使用した事のない方が使用する機会が増えています。
そんな手軽になった機械工具ですが、どのようなものであっても危険が潜んでいます。
家庭で使用する場合も、一人で使用せず、複数名で使用することをおすすめします。
簡単な機械工具であっても、初心者の場合は訓練が大切です。

■まとめ

機械工具も時代と共に進化し、安全装置が付いたり、誰もが安全に使用できるものが増えてきましたが、絶対に安全なものは無いに等しいと言えるでしょう。
仕事で機械工具を使用している方の中には、「指を切断してしまった」「足に大きな怪我をしてしまった」など大きな怪我をしてしまうこともあります。
どんなに経験があっても、どんなに自信があっても、安全への取り組みは決して怠ってはいけません。
安全な服装で作業するのは基本中の基本です。
それを怠って事故や怪我をしてしまった場合、大きな後悔をすることになってしまいます。
また、機械工具の調子がいつもと違うかもしれないと感じたら、すぐに報告して下さい。
特に電動工具の場合、熱を持って大きな火傷を負ってしまうことも考えられます。
そして一人では決して使用しないようにしましょう。
安全に、そして安心して機械工具を使用できる体制を整えましょう。

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