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買取コラム
飲食店をオープン、その時必要な厨房機器は?
2019.08.28
厨房機器
飲食店を開業する為に最低限必要な厨房機器とは?
飲食店を開業したいと思っている人は大勢いると思いますが、いざ飲食店を開業しようとした際に本当に必要な物をきちんと把握している方は意外と少ないのではないでしょうか。営業形態や提供食品によって全く異なってくるものではありますが、一般的に店舗で料理を提供する業種形態の場合に必要な物は、やはりシンク、冷蔵庫、調理器の3点になると思います。製氷機も必須だと思いますが、最低限まで削るなら冷凍冷蔵庫で何とかやりくりする方もいますので割愛してみました。本当に最低限なので、本来はここに製氷機はもちろん、食器洗浄機やサービス機器、看板なんかも挙げられます。
■業務用シンク
業務用シンクは、厨房機器の中で絶対に必要になるものです。
業務用シンクには一槽、二槽、三槽とシンクの数に違いがあったり、
水切り台がついているものや引き出しが付いているものなど様々な種類があります。
その中で最もシンプルなものが一槽シンクです。
飲食店の中でもカフェなど飲み物を中心にしている所であれば一槽シンクで十分かもしれません。
中華料理店など本格的な料理を出すお店なら二槽シンク以上のものが好ましいでしょう。
業務用シンクを選ぶ際は食品営業許可の基準を満たしているかを見極める必要もあります。
一槽シンクではなく、二槽シンクかもしくは一槽シンクが2つ並んでいなくてはなりません。
シンク1つの大きさは幅45cm×奥行き36cm×深さ18cm以上とされています。
ただし保健所によっては1cmの差でも追及されることもあるようですので、
詳しくは保健所まで確認することが望ましいでしょう。
また業務用シンクは家庭用の流し台と違い、丈夫で長持ちするメリットがあります。
もちろん家庭用のものより価格も高くはありますが、一度購入すればかなり長い期間長持ちします。
業務用シンクの特徴を挙げるならば、まずシンクの深さではないでしょうか。
家庭用のものだと浅くて豪快に洗い物をすると服や床に水が飛び散ってしまいます。
しかし業務用シンクは深いため、豪快に洗い物をしてもそういった心配がありません。
近年では業務用シンクを一般家庭に取り入れる方も増えています。
シンプルで無駄のないデザインやステンレスの質感など独特の魅力があると人気が高まっているようです。
■コールドテーブル
素材:エコのモト
飲食店でのアルバイトや業務経験がないとあまり聞き慣れない単語です。
コールドテーブルとは下が冷蔵庫になっている作業台のことです。
厨房が狭いお店にはとても重宝されているものです。
作業台と冷蔵庫が一体化しているため狭いお店では非常に便利です。
主な使用目的は完成した料理を冷たい状態でキープするためです。
ステンレスでできた天板の下に両開きの冷蔵庫が設置されているもので飲食店の厨房ではよく見かけます。
コールドテーブルには様々な種類がありますが、中古を含め安いものであれば数万円から購入することができます。
もちろん高機能なものだと百万円以上するものもあります。
コールドテーブルの設置には排水工事が必要です。
冷蔵庫と一体化しているためなのですが、家庭用冷蔵庫と違いコールドテーブルは水が垂れ流しになります。
そのためコールドテーブルのトラップからジャバラを使って排水溝へ流す必要があります。
とはいえ大量の水が流れてくるわけではないため、どうしても排水が取れない場合は受け皿で対処することも可能です。
よりスムーズにより美味しい状態でお客様に料理を提供することを考えるのであれば、
コールドテーブルは飲食店にとって重要なものと考えられます。
■冷凍冷蔵庫
冷凍庫と冷蔵庫が組み合わさったものが冷凍冷蔵庫です。
冷凍冷蔵庫にも様々なタイプがあります。
基本的に冷凍室はマイナス18℃、冷蔵室は5℃~10℃程度に保たれています。
冷凍冷蔵庫と言うと業務用の厨房機器のイメージが強くなってしまいますが、家庭用冷蔵庫をイメージして下さい。
家庭用冷蔵庫は基本的に冷凍庫と冷蔵庫が組み合わさっています。
まさにそれが冷凍冷蔵庫です。
では業務用と家庭用の違いはどんな点でしょうか。
一番の違いは容量です。
家庭用の場合、大家族用の大きなものでも容量は500〜600リットルほどですが、
業務用は100リットルから大きいものだと1000〜1500リットルほどまで厨房の大きさに合わせて選ぶことができます。
さらに形状にも違いがあります。
家庭用のものは扉側に玉子や調味料、飲料を入れられるポケットが付いているものがほとんどですが、業務用には付いていません。
飲食店では冷凍冷蔵庫の開閉回数が多いので、
ポケットが付いているとそこに入れておく食品の鮮度がすぐに落ちてしまう可能性が高いため最初からポケットは付けられていません。
冷凍冷蔵庫は厨房の大きさに合ったものを選びましょう。
■ガステーブル(調理機械)
ここでは調理機械の代表格、ガステーブルを挙げます。ガスコンロが内蔵されているのがガステーブルです。
ガステーブルには外管式・内管式があります。
外管式はテーブル上部にガス栓が付いており、そのガス栓を手動で回して点火します。
内管式は圧電点火式で、つまみを回すと自動で点火します。
ガステーブルとよく比較されるのがガスレンジです。
ガスレンジはコンベクションオーブンとガステーブルを一体化したものです。
ガステーブルの中には安全装置が付いていないものもありますが、できれば安全装置が付いているものを選ぶのが得策でしょう。
またガステーブルを選ぶ際はガスの種類に合ったものを選ぶ必要があります。
■まとめ
これらは飲食店における必要な厨房機器の一部です。
もちろん全てが必要とは言えませんが、自分の飲食店の厨房に必要と思われるものをピックアップして揃えなくてはなりません。
厨房機器の高価買取をしている当店では、広大な売り場も自慢の一つです。
持ち込まれた厨房機器はメンテナンスや修理が出来るスタッフによって、
しっかりとチェックされたものばかりです。
中古でも綺麗にされていますのでぜひお気軽にお立ち寄りください。
また不要になったものの運び込めないなどのお悩みでもご相談ください。
搬出に必要なユニックも自社所有していますので、搬出の実績が豊富なスタッフにお任せください。