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COLUMN

買取コラム

厨房買取例・川崎市の厨房ケース

2020.02.04

厨房機器

買い取り事例

厨房機器を売りたいけど・・・

今回は厨房機器の買い取りケースについてのコラムです。実際にどのように現場で作業をしていくのか、お客様はなかなか知り得ないですよね。厨房機器を売るなんて、なかなか滅多にない機会でしょうし。

そこで、『厨房機器の買い取りってどうやるの?何を準備すればいいの?』という事を説明していきたいと思います。まずは実際の買い取りのケース例を見てみましょう。

厨房機器買い取りケース例

今回のケースは令和元年が年明けた、令和二年の1月最終日に厨房の中をまるっと片づけたケースです。
1月31日の午後から川崎市にある商店街の飲食店へ、厨房機器の買取現場に伺いました。

ご覧の通り、コンパクトな厨房スペースに人間一人が通れるだけの通路を残してびっしりと厨房機器がギチギチに詰め込まれています。
まるで昔からあるスライドパズルの『箱入り娘』みたいに、指一本入らないほど見事に納まっています。


箱入り娘 (パズル) – Wikipedia

パズルだったらちゃんと解法が用意されてあるんですが、残念ながら現実は非常である・・・。

この厨房駒を出す為には「通路を通って運ぶ」という常識に囚われていてはいけません。

それは・・・「通路を通らずカウンターを越える」!

まずは厨房機器に接続された水道管、ガス管、業務用電源などをガンガン取り外していきます。
それと同時に「大型の機械が通る想定」で、厨房内からカウンター、店内を通って店外に至るまで、厳重な養生を施してお客様の物件に一切の傷がつかないよう、細心の注意を払います。

舟形シンク付冷蔵コールドテーブル、業務用食器洗浄機、35㎏製氷機、2ドア縦型冷凍冷蔵庫、ガスレンジ・・・カウンターでさえギリギリの幅でしたが、気合で支えて自分の体を養生替わりに挟み込んで何とか搬出することができました。
気がつけば夕方になっていましたが、2019年という超最新機器が仕入れられ、お客様にも約50万円の買取金をお渡しできて良かったですね。

さて、厨房機器の買取はこのような流れで搬出しますが、それでは買い取りまでに必要な物は一体なにがあるでしょうか?

準備・用意するもの

1.身分証明書

古物営業法により、買取をするためにはご本人と確認できる身分証明書が必要です。運転免許証やパスポートなどをご用意下さい。
無料査定だけであればなくてもできますが、身分証明書がない場合は買取する事ができないのでご注意ください。

業務用冷蔵庫

2.売りたい物

当たり前と言えば当たり前ですが、売却したい物そのものがなければいけません。現物がないのに査定はできませんので。
弊社で取り扱っている『買い取れる物』は、ざっと下記のようなものになります。

■業務用縦型冷蔵庫
■コールドテーブル(台下冷蔵庫)
■業務用製氷機・アイスディスペンサー
■業務用食器洗浄機
■高速レンジ・業務用レンジ
■真空包装機
■食品ショーケース(冷蔵、冷凍、リーチイン)
■寿司ねたケース
■ケーキケース・カウンターショーケース
■冷凍フリーザー・チェストフリーザー
■ガステーブル・ガスコンロ・ガスレンジ
■業務用フライヤー
■ゆで麺機・パスタボイラー
■業務用オーブン・スチームコンベクションオーブン
■中華レンジ・中華フライヤー
■スープレンジ・ガスローレンジ
■フードスライサー
■電気湯沸かし器・ガス給湯器
■ウォータークーラー・電解水生成装置
■おしぼり蒸し器・タオルウォーマー
■コーヒーマシン・エスプレッソマシン
■店舗用家具(テーブルやイスなど)
■看板・店舗照明
■寸胴鍋・中華鍋など厨房小物
■シンク・調理台・ガス台など板金類

・・・などなど、挙げていくとキリがないほどですが、ようは『飲食店に必要な物』はほぼ全て買取対象だということです。
ただし、材料などナマモノは買い取りできませんのでご了承ください。

買い取りに必要な準備すべきものは以上です。たった二つ、身分証と売りたい物ですね。簡単でしょう?
業務用だから、厨房機器だからといって身構える必要はありません。

売りたい物を見てもらう

電話やメールでも査定はできますが、最終的には実物を見なければ判断できないことは多々あります。
特に出張買取で当日即日で引き取りをするとなると、まず『買い取れるものかどうか』を判断してから伺う事になります。
例えば「10年以上前の厨房機器を今日中に買い取ってほしい」というお話となると、なかなか厳しいでしょう。
まず経過年数10年となると、再販自体が厳しい年式になってきます。やはり買う側となると新しい物を欲しがるお客様が多いですから、古い機械を売るのはリスクがかなり高いのです。

愛知の無限堂厨房店では「壊れたものも買い取るサービス」を実施していますので、買取の幅がかなり広いのですが、まだ東京店では実施していませんので、壊れたものはお断りすると思います。厨房機器の買取する目安としては、下記のような感じですね。

業務用製氷機:ホシザキの製氷機・・・製造から10年以内
コールドテーブル:ホシザキのコールドテーブル・・・製造から8年以内
業務用食器洗浄機:ホシザキの食洗機・・・製造から7年以内
冷蔵ショーケース:ホシザキの冷蔵ショーケース・・・製造から8年以内
チップアイスディスペンサー:ホシザキのディスペンサー・・・製造から10年以内
ブラストチラー&ショックフリーザー:ホシザキのブラストチラー&ショックフリーザー・・・製造から5年以内
スチームコンベクションオーブン:ホシザキのスチコン・・・製造から5年以内
ホシザキのネタケース・・・製造から5年以内
ホシザキのリーチイン・・・製造から5年以内
ホシザキの冷凍ショーケース・・・製造から5年以内
サンデンのフリーザー・・・製造から10年以内
サンヨーの冷凍ストッカー・・・製造から10年以内
リンナイの高速オーブン・・・製造から5年以内
タニコーのガスレンジ・・・製造から7年以内
マルゼンのガスレンジ・・・製造から7年以内
コメットカトウのガスレンジ・・・製造から7年以内
真空包装機・・・製造から10年以内
規格サイズの板金類・・・製造から10年以内

出張買取の御依頼の際は、メーカーと年式と型番が重視されます。

これらが分かっているだけでも、出張買取に行けるかどうかのお話がしやすくなりますので、可能であればチェックしておいて頂けると助かります。

 

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そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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